前回は、基礎英文解釈の技術100のレベルについてお話した。
『基礎英文解釈の技術100』と『英文解釈の技術100』は表紙が非常に似ているので注意が必要だ。
何度も伝えるが、高校3年生対象の長文読解授業に基礎英文解釈の技術100を使おうと思って、Amazonにて購入したところ、間違えて英文解釈の技術100を10冊以上も買ってしまった。
それくらい似ている。
が内容に関しては、似て非なるものなので、さらに注意が必要だ。
英文解釈の技術100のレベル
ハッキリ言って手ごわい。『英文解釈の技術100』は早慶・旧帝・国公立大学レベルの英文読解になる。
特に、入試を解いている方ならおわかりになるだろうが、
早稲田・慶應・阪大・名古屋大などの複雑な文構造理解
を目的とした、構造になっているので、所謂難関大学の文構造読解をしっかりとこなしたい生徒向けの問題集だ。
そもそも、『基礎英文解釈の技術100』がMARCHレベルなので
全然基礎じゃないわけだが。
英文解釈の技術100を使い始める時期
英文解釈の技術100を試用するためには、
『文法力』
がとにかく必要になる。難しい文構造を理解するためなので、文法にかなり造詣が深くなければ、ちんぷんかんぷんであろう。
たとえ、様々な問題集で英文を多読していたとしても英文解釈の技術100レベルの文章だと
歯が立たないかもしれない。
Forestは絶対条件で、ロイヤル英文法くらいの知識が必要になる。
だからといってロイヤル英文法をすべて読み込んでから、やる必要はないが、照らし合わせながらForestで足らない文法事項は補っていったほうがいいだろう。
あるいは、『基礎英文解釈の技術100』を何十周も終えて、物足りなさを感じ始めたら取り組んでいいかもしれない。その場合は『文法』をしっかりと復習しながら取り組もう。
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