この記事を書いているのは、3月であるが、受験勉強も佳境になる2学期以降、つまり10月になると
『睡眠時間を削って勉強しないと間に合わない!!』
という生徒がが出てくる。
夏休みに長時間一生懸命勉強して、9月の模試の結果が返ってくる頃だ。
焦るのも当然だろう。
ご多分にもれず私も9月の模試で偏差値50程度、MARCH早慶はオールE判定だったので
実は睡眠時間を大幅に削って夜中に勉強していた。
実際は、夜に出歩くのは良くないことなのだが・・・塾から帰宅するやいなや、
『どうしようかな、デニーズ行って勉強しようかな。』
『もう寝たら?』
『いや、行く!眠いけど頑張る!』
と母親と問答を繰り返していた。コーヒー代を出してくれていた母親に感謝しなければならない。
私は、アレルギー体質だったので、疲れが溜まると寝起きに全身じんましんが出てしまうことが多々あった。
小学校の頃などは、夜更かしが2~3日続いただけで昼から登校しなければならないほど、じんましんがヒドかったのだ。
しかし、大学受験では体調を管理しながら、健康でいられながら睡眠時間を大幅に削ることができた。
今回は、その理由と私がもう一度受験をするなら気をつけたい点についてお話した。
昼寝のススメ
私は高校3年生の、10月~12月は夜は、3~4時間程度しか寝ていなかった。
自分でも驚きだが、それでもメキメキ偏差値があがり12月の模試では、英語日本史が偏差値70あった。
それは、30分~1時間の昼寝を欠かさずしていたからだ。
あまりにも疲れていた時は、2時間くらい昼寝していた時もあった。
昼寝をする時間は、午後の1時~4時の間で
めちゃくちゃ眠くなったら寝る!といった具合で、特に何時からとは決めていなかった。
昼寝をした後は、起きてから10分くらいは思考停止状態で、「まだまだ寝たい!!」という気持ちだったが、目薬を差して10分も経てば頭が冴えてきて、暗記物が捗った。
短時間の睡眠であれば、「起きてから1時間は経たないと頭は働かない」というのは関係ないみたいだ。
昼寝をするメリット
私が昼寝をして、最も良いと感じたことは、
夜に7~8時間寝るよりもトータルで睡眠時間が少なくて済む
1日が2回あるような感覚になる
この2点だった。
まず、夜の3~4時間と、昼寝の30分~1時間、合わせて4~5時間の睡眠で十分だった。
それまでは1日に最低でも8時間は寝ないと足らない!
寝ないなんて考えられない!体力がない!というタイプだったが、それは思い込みに過ぎないし、慣れとは恐ろしいものだ。
寝ないと無理
と考えている人は、寝ることに慣れてしまっているだけだということで、短い睡眠に慣れる。あるいは、短い睡眠でもハイパフォーマンスを発揮できるように工夫することが重要なのだ。
もう1つは、1日が2回あるという錯覚だ。
よもや夜の3~4時間の睡眠は、ガッツリと寝る睡眠ではなくて、仮眠に近かったかもしれない。
午前中
午後~深夜
の2回が1日に存在し、「リセット感」があったのだ。
睡眠の質を高めるために
私が、高校3年生に戻って勉強できるのであれば、実は大前提として
睡眠時間を削らなくても良いように準備して勉強する。普段通りに生活して体調を崩さずにペースを維持するのが最も良いからだ。
今回の記事は「切羽詰っていてどうにかしないとヤバイ」という方の
最終手段だと思ってくれればいい。
そんな最終手段として、睡眠時間を削る場合は
睡眠の質を高めて欲しい。私が大人になってから実践している、睡眠の質を高める方法を紹介した。
①遮光カーテンで部屋を暗くする
お父さんお母さんに相談して、部屋のカーテンが遮光で無ければ、遮光にしてもらおう。
寝る時は光がまったく入らないように真っ暗にして寝た方がいい。
②アイマスク&耳栓をする
アイマスクは超オススメだ。騙されたと思ってやってほしい。
人間は寝ている時も眼球運動をしているので、真っ暗な状態してあげると良い。
耳栓は、私は「耳の中に入っちゃうんじゃ・・・?」なんて今思えば、有り得ない恐怖心があったが、朝起きたら取れているくらいなので安心してほしい。
③のどが潤うマスクをする&加湿器をつける
冬場は、寝ている間に喉が乾燥しやすい。
風邪も引きやすくなるし、睡眠の質が低下するのでしっかりと潤わせてくれ。
④寝る前にストレッチをする
長時間同じ姿勢をしていると、知らず知らずのうちに体が固まってしまう。
体が固まると血流が悪くなり、疲れが抜けにくくなるので寝る前に5分程度でいいので、ストレッチをしてから名用。
この①~④を改善するだけで、恐ろしいほど睡眠の質は上昇する。
是非、試して欲しい。
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