偏差値をメキメキあげる塾・予備校の活用法。

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残念な話だが、すべての生徒が塾や予備校によって偏差値があがるわけではない。

もし通っている生徒が100%必ず成績が上がる塾・予備校があれば、すべての受験生はそこに通うだろうし、

これほどまでに塾・予備校が乱立して、たくさんの生徒が転塾を繰り返すことはないだろう。

 

しかも偏差値の特性を考えてみても、純粋な成績ではなく、

『真ん中からどれだけ離れているのか?』

の数字なので、全員が偏差値が上がるということは物理的にも不可能なわけだ。

 

私の感覚だと、塾・予備校で驚異的に偏差値が上がる生徒は全体の1割以下、やや上がる生徒は2~3割程度だと思う。

他の子は現状維持か、上がっている子がいる以上、下がっているかくらいだろう。

 

つまり、塾・予備校に通ったとしても伸びるのは3~4割、

その3~4割を目指して勉強をしなければいけないわけだ。

親御さんの中には、

『塾に通っているのに偏差値が伸びない』
『うちの子に合っていないんじゃないか』
『予備校が悪いんじゃないか』
『先生の教え方が悪いんじゃないか』

と考える人もいるが、そんな甘い考えは辞めてほしい。

 

 

勉強だぞ。

 

 

学ぶのは本人なわけだから、本人自身がしっかりと自覚を持って、塾を活用する気概があり、塾や予備校の時間以外でも工夫して死ぬ気で勉強しないと偏差値なんて上がりようがないのだ。

 

ダイエットを想像してみて欲しい。

ジムに通えば必ず痩せられるのか?答えはノーなはずだ。

 

自分でもしっかりと食事メニューを考え、節制し、自宅でも運動をしなければいけない。

ただジムに通ってちょっと運動してくらいじゃ駄目だ。筋トレをするために機材を少し動かすだけでも駄目。

今、体重が100kgを越える肥満なのであれば、徹底し運動をしないと痩せない。

 

超優秀なトレーナーがついたとしても、ジムに通っている日以外は何もせず、暴飲暴食を繰り返しているようであれば逆に太ってしまうだろう。

勉強も同じなのだ。

 

 

だから、塾・予備校で偏差値を上げようと思ったら、自分自身の取り組み方も非常に重要になってくるわけなのだ。

今回はその活用法についてお話したいと思う。

 

 

塾・予備校の活用法

 

前提条件をお話する。

偏差値をあげたいのであれば、塾・予備校の時間だけでなく自分でも何十時間も勉強しなければ駄目だ。

 

目安としては、予備校の1コマ90分の授業のために最低でも2~3時間

課題の多い塾であれば、1回の授業につき、最低でも4~5時間

 

は予習・復習をしなければならない。

自分の理解力にもよるが、先生の話を1度聞いただけですべてを理解し、ずっと覚えていられる天才は数万人に1人の世界だろう。

何度も何度も取り組んで始めて自分のものにできるのが勉強だ。まさにスポーツと同じ。

 

 

□予習

各教科、各単元によって予習は異なるが、大まかな予習の方法としては

予め学習する内容に目を通し、「自分が理解できるところ」「自分ではわからないところ」に判別する作業が予習の目的であろう。

 

例えば、次回の授業で分詞構文を学習するとしよう。

予習ではForestやロイヤル英文法などの文法書で、一通り分詞構文について目を通しておきたい。

基本的な分詞構文の作り方はわかったが、
時制が過去の場合の分詞構文の作り方が、ぼんやり
独立分詞構文がよくわからない

など、読んでいく中で不安なところが出てくるだろう。

その「わからないところ」を授業で良く聞くようにするのだ。

 

自分は理解力がいまいち、英語が苦手、などの意識があるのであれば、数問基本的な問題も解いておきたいところだ。

大学受験レベルの勉強内容であれば、1度聞いてバッチリというのはまず不可能であろう。

だから、授業で分詞構文を教えてもらって授業内で解いたとしても完璧に理解するのは難しい。

 

だから、数問基本的な問題を解いておいてから授業を受けた方がいい。

 

 

□復習

復習の方法としては、

①授業で学習した内容に目を通す
②実際に問題を解いた場合は、解けるレベルまで問題をやり込む
③人に説明できるレベルまで繰り返す
④1~2週間経ったら、もう一度①~③を実施する

ここまで、やって初めて復習が完了したと言える。

 

よくある勘違いが、「復習しろ」と言うと、やったところを読むだけの生徒が非常に多い

読むだけで、できるのであれば誰も苦労しないからその甘い考えは改めた方がいい。

 

復習=完璧にする、身に付ける

 

ということなので、解いた問題は二度と間違えないレベル、学習した内容は人に教えられるレベルにまで持っていく必要がある。

 

この認識を持っているかどうかで、劇的に偏差値が上がるかどうかが決まる。

ただ予備校の授業を受けているだけでは、どんどん忘れてしまうのでなかなか身につかないのだ。

 

 

例えば、先ほどの分詞構文の例であれば

 

授業が終わったらテキストを良く見直そう。

問題演習に多く取り組む塾・予備校であれば、解いた問題をもう一度自分で解いてみる。できなかった問題には印をつけておいて、並び替え問題であっても英作文できるレベルまでやり込む。

ロイヤル英文法、Forestなどの文法書をもう一度読んでみて、理解を深める。

 

ここまでやって復習なのだ。

 

そして、悲しいかな人間は忘れる生き物なので、1~2週間経った段階でもう一度復習をしたいところだ。

その時は、別の問題集で分詞構文を解いてみて自分の理解力だったり定着度を計る機会にする。

そして同様に、できない問題には印をつけておいて、英作文できるくらいまでやり込むのだ。

 

 

暗記をメインに予習・復習する

 

予習・復習をする時の意識として、「暗記する!」という気持ちを強く持って復習をしよう。

結局、勉強は覚えてしまわないと何も始まらないし、

暗記 → 理解 → 暗記 → 理解

の繰り返しなので、予習・復習をする時は、暗記を中心、塾・予備校の授業では理解を中心に位置づけると良い。

 

 

例えば、日本史の授業を受けるとしよう。

来週の授業から、鎌倉時代に突入すると予めわかっていたら、

①一通り、鎌倉時代を教科書や実況中継で読む
②一問一答で鎌倉時代の暗記を徹底してやる

 

この状態で授業を受けるようにしたい。ビックリするくらい授業内容が頭に入ってくるだろう。

 

復習に関しては、

①授業内容を復習する
②もう一通り、教科書や実況中継で読む
③再度、一問一答をやりこむ
④問題演習で鎌倉時代の問題を解いてみる
⑤1~2週間後に再度やってみる

 

こういった流れで予習・復習に取り組んで欲しい。この流れをしっかりと掴んで、授業を受けることができたら、メキメキ偏差値はあがっていくはずだ。

 

 

 

まとめ

 

何度も言うが、塾・予備校に通いさえすれば偏差値があがるってことは無い。

自分でもバリバリ勉強しなければいけない。

その時に、なんとなく授業を受けるのではなくて、予習で何をするか?復習で何をするか?を明確にし、授業を生きた物にしよう。

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コメント

  1. 高二太郎 より:

    はじめまして。いきなりですが質問があります。
    上の国公立大学を目指すとなったら塾や予備校に行くのはマストになるのでしょうか…
    僕の高校は東大京大に数人合格者を輩出するような自称進学校なのですが、学校の授業、参考書、などで国公立大学に行けるのでしょうか。ちなみに高二の帰宅部です…

    1. admin より:

      塾や予備校に通うのはマストではありませんよ。

      進学校であれば、学校の授業+参考書をしっかりとこなせばできるはずです。
      が、より実践的な問題をレクチャーしてもらいながら学習したい等の希望があれば予備校に通うと勉強が捗るかもしれませんね。

      例えば、9月以降に予備校の授業を単科で受講などもできます。
      旧帝志望であれば、前期試験の論述等の問題を予備校で受講したらいかがでしょうか。

      4~5万円ほどで、1つの授業が取れるので、
      特に苦手な教科だけ受講するとか。

      自習室も使えますしね。

      予備校がマストかどうかは、自分の実力と理解力や自学できる力によるかと思いますよ。
      ちなみにですが、ある程度、実力があるなら塾ではなく予備校の方がいいです。(住んでいる場所にもよりますが)

      1. 高二太郎 より:

        返信ありがとうございました!
        一応塾や予備校を視野に入れつつ勉強を頑張ります!

        1. admin より:

          はい!頑張ってください。

          ご相談があれば、いつでも相談に乗りますのでコメントくださいね。

  2. まり より:

    こんにちは!はじめまして!現役高3生で今年度受験生です。
    とても参考になる記事ばかりでありがたいです!
    そこで質問なのですが、いま日本史と英語を塾に通っています。復習の仕方で疑問なのですが、例えば日本史の場合①授業内容の復習②教科書③一問一答④問題集とのことですが、これは授業があった次の日にまとめてやったのほうがいいのか、それとも①は今日②は明日③は明後日…のほうがいいのかどちらでしょうか?
    もし一度に終わらせたほうがいい場合は次の日に終わらせたら次回の授業まで何も塾の復習はしなくていいのでしょうか。
    返信いただけるとありがたいです!

    1. admin より:

      復習に関しては、まりさんの忘却スピードに合わせておこなうべきです。

      1回復習してもう忘れない人もいれば、2~3回復習しても忘れる人もいるからです。私が受験生の時は、最低4~5回は1カ月以内に接触するように復習していたので、
      当日も復習しましたし、翌日も復習しましたし、3日後にも1週間後にも1カ月後にも「忘れないように」復習しました。

      1回にかかる時間をなるべく短くしたかったので、復習は基本「暗記の確認」という内容でした。
      一問一答を中心に復習した方がいいでしょう。

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