大学受験は周りの現役生の話を参考にしない。

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さて、今回もコラムだ。

 

長年、大学受験生と接していると面白い現象が起きる。

しかも、どの地域どの学力レベルでも同様に毎年毎年同じような現象ができるので、「集団心理」とはいかにおもしろいか?というのが理解できる減少だ。

 

それは、情報に踊らされるという現象だ。

 

○○の参考書が良いと聞けば、その参考書を購入し、
○○の予備校の先生の授業が良いと聞けば、その授業を受講し、
○○大学の今年の問題は簡単(嘘)と聞けば、自分の受験大学まで変更してしまう

 

という恐ろしくも滑稽な情報に踊らされて、軸がブレてしまう受験生が物凄く多いのだ。

私はその度に悲しくなるし、ちょっとした苛立ちを覚えるのだが受験生の真剣な目といったら、まさに視界が狭くなって藁にもすがる思いなのだろう。

A drowning man will catch at a straw.

というわけだ。

 

 

何故情報に踊らされてしまうのか?

 

答は簡単だ。

情報が溢れているからだ。

 

大学受験勉強のノウハウや方法論はこの世に溢れているし、参考書問題集もいまや星ほどの数が出回っている。

人間の心理とはおもしろいもので、日本史Bの問題集1つ取って見ても、

『本当に自分が購入した問題集は良い問題集なのか?』
『他の問題集はもっと良いんじゃないか?』

と疑心暗鬼になってしまう。これは問題集に限ったことではない。

 

『自分はA予備校を選んだけど、○○さんはB予備校に通っている。B予備校の授業はもっと素晴らしいんじゃないか?』
『Aさんは、日本史は教科書が重要だと言っている。私は一問一答を使っている。教科書重視にした方がいいのか?』

 

と、自分が信じている勉強方法が仮にあったとしても、もっと良いものがあるのではないか?

と不安になってしまう。慎重な性格な人ほどそうだ。

 

友人の意見は一切聞かない

 

ここで1つアドバイスをしよう。

影響を受けてしまうのは、ほとんどのケースで友人であることが多い。

特に勉強ができる子、偏差値の高い子が何か得意げに話していると模倣しようとしてしまう。

 

しかし、あえて言おう。

友人のアドバイスは一切聞くな!

私は大事なことは2度言う主義なので、もう一度言う。

友人のアドバイスは一切聞いてはいけない!

 

 

なぜなら、例え現時点で結果を出しているからといって、「合格」しているわけではないからだ。

勉強方法が正しかった、使っている参考書が良い参考書だった、勉強時間が適切だった。

これらすべて、志望していた大学に合格して初めて、証明できるものなのだ。

 

だから、周りの友人のアドバイスを聞いたとしてもそれが、正しいかどうかなんて判断できないのだ。

 

しかもだ。

偏差値70くらいの都立高校の学生であっても、全員が合格するわけではない。

生徒数280名ほどで現役で東大に受かるのはわずか2~3名だし、

早慶でも合計70名いくかいかないかなのだ。(おそらく重複もあるだろう。)

出典:
都立青山合格状況
都立西合格状況

※生徒の人数に対して、合格者が倍以上いるので早稲田に関してはかなりの重複があるだろう。
早稲田を第一志望にする学生は複数学部受験する傾向があるので。

 

 

よくよく考えてみてほしい。偏差値が70程度ある高校でもこれくらいの数字なのだ。

つまり、ほとんどの受験生が第一志望の大学に落ちる。

 

そんな落ちる生徒達のアドバイスを聞いて、情報に踊らされるなんて馬鹿げていないだろうか?

 

 

誰のアドバイスを聞けばいいのか?

 

これは間違いなく、塾・予備校の先生だ。

特に生徒との距離が近い塾や予備校の講師のアドバイスを求めた方がいい。

 

学校の先生は、進路指導以外の仕事もあるし、大学受験に特化しているわけではない。しかも公立の先生なんかは、市販の問題集を自由に購入して使えるわけではないし、(大概は学校が指定している)

極めつけは一人一人の生徒の勉強の様子をつぶさに把握しているわけではない。だから君のタイプも君の性格もすべてを把握しているわけではないのだ。

 

だから、塾や予備校で勤務し、様々な問題集を使って指導した経験があり、様々なタイプの学生を見てきた先生のアドバイスを聞いた方がいいだろう。

しかもその先生が現役で合格しているのか?浪人しているのか?も重要な要素になる。

浪人を経験している先生は、1冊の問題集や予備校の問題集をじっくり解く時間があるので、比較的多くの問題集を使うことを勧める傾向にあるからだ。

 

現役で時間が少ない場合は、浪人した先生のアドバイスを聞くと、かなりの量を提案されるかもしれない。

 

 

しかし、あくまで参考程度で盲信してはいけない。

 

できれば、2~3人の先生に

『英語の偏差値が40程度なのですが、どんな問題集を使ってどのように勉強したらいいですか?』

と聞いてみて欲しい。

 

その質問をぶつけてみたら、あとは自分で実際に問題集を購入してみて、良い!と思った方法で進めていくといいだろう。

 

 

途中で絶対に変えない&とにかく勉強する

 

ここまで話しておいて、こんなことを言うのは話の腰が折れてしまうかもしれないが・・・

大学受験において絶対的なノウハウなどない。

 

いかに、たくさん勉強するか?

これに尽きる。ノウハウはあくまでノウハウであって、成果を出すためには、とにかく繰り返し繰り返し勉強するしかない。

 

 

スポーツだって同じだろう。

 

筋肉トレーニングの正しい方法を勉強し、正しいフォームを理解し、正しい食事法を学んでも、

実際に筋肉トレーニングをしなければ無意味だろう。

 

勉強だってそれとまったく同じなのだ。

 

この問題集をこのように使えば、偏差値が60になる。

と、わかっていても、結局みんなできないんだよ。

だから、やりきる!とにかく愚直にやり続けることが最も成果が出る方法だろう。

 

 

そして、一度この方法で勉強する!この問題集を使う!と決めたら、極めるまでは浮気せずに、繰り返し繰り返し頑張ってほしい。

 

 

まとめ

周りの友人のアドバイスは聞いても意味がない。

受かるかどうかなんてわからないから。

結果を出して人、精通している人のアドバイスを聞こう。

 

最終的にはノウハウに傾倒しても意味はない。勉強しなければノウハウはノウハウなだけだから。

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