今回は日本史だ。
私は大学受験で日本史Bを選択したが、高校3年生の6月に受験勉強を始めた時は、『源頼朝』が誰なのか、読み方すら知らなかった。
そんな私でも12月の模試では偏差値70を獲得したし、大学生活&社会人になってから数々の大学受験に日本史の勉強法をアドバイスして高偏差値を取らせてきた。
だから、勉強法に絶対的な自信がある。
しかし、こればっかりはどの勉強法が正しい、正しくないではなく、合う、合わないの問題もあるので注意が必要だ。
教科書をずらずら読んでいって、暗記していくタイプの生徒もいれば、
1問1答集をひたすら繰り返していって暗記する生徒もいる。
私の場合は完全に後者だが、こればっかりは何度も言うが合う、合わないだ。
だから自分にあった方法を採用すればいいし、一度その方法で行く!と決めたら最後までそれを貫いて欲しい。
(浪人したら、違う方法でやってみればいいから)
具体的な勉強方法に関しては後の記事に譲るが、今回はどのように勉強計画を立てるか?についてお話したいと思う。
日本史Bは江戸時代から勉強しろ!?
有名なマンモス博士の話をしよう。
物の例えなのか、本当の話なのかは謎だが、有名なマンモス博士がいる。
彼は歴史を勉強し始める時に、まずはマンモスについて勉強し始めた。しかし、勉強が大変過ぎて途中で諦めてしまった。それから期間が経ち、また勉強をリスタートした。
またマンモスから勉強をやり直したのだ。
・・・しかし、再び勉強を諦めてしまう。
その度にまたマンモスから勉強を始めていた。それを何度も何度も繰り返すうちに、マンモスについて物凄く詳しくなってしまい、結果としてマンモス博士となったのだ。
この話で何が言いたかったか?
と言うと、
実は歴史の勉強でマンモスなどほとんど出ないのだ。
それでも彼は愚直に最初から勉強を何度も何度もやり直したのだ。
これは日本史の学習にもことが、学校の教科書なり1問1答集なり、馬鹿丁寧に最初から始める受験生がいる。
日本人ならではの勉強法とも言えるかもしれない。
しかし、日本史Bの大学入試の問題では、受ける学部にもよるが江戸時代の以降つまり、『近世』が最も多く出題されるのだ。
近代が多く出題されるなら?
江戸時代から勉強を始めてしまえば良い。
問題集や参考書を手にしたら、1ページ目からスタートしたい気持ちをグッとこらえて、江戸時代から勉強を始めて欲しい。
日本史は暗記科目であるから、
暗記をできるようにするには、とにかく接触回数を増やさなければならない。
何回、その単元に触れることができるか?で短期記憶を長期記憶に移行することができるわけなのだから。
短期間の間に何度も何度もアクセスした内容が長期記憶に移っていくのだ。
例えば、4月から大学受験勉強を始めるとしたら、江戸時代に辿りつくのは早くとも6月とか、7月、じっくり勉強している生徒は8月になってしまうだろう。
それでは、初めて江戸時代以降に接触するのがかなり遅くなってしまう。
だからまず、江戸時代から始めて、現代まで終わってから、縄文時代を学習していけばいい。
1から始めて最後にたどりつくまでに近世以降を2回も接触できるからだ。
まとめ
近世以降から勉強しよう。日本史は暗記科目だから接触回数を増やすことを一番に考えてほしい。